体外受精を検討している方やすでに始めている方、気がかりなのは費用だと思います。
体外受精そのものでいくらかかるのか、助成金により実際の負担はいくらになるのか。
平均金額はネットで探せばたくさんでてきますが、正直病院や治療内容によりけりです。
目安にしかならないかもしれませんが、今回は私の体外受精にかかった費用を全て公開します。
採卵周期から妊娠判定までの一連にかかった費用です。
迷っているアナタの背中を押すキッカケになればと思います(´ー`*)
体外受精にかかった費用
まずは採卵からです。
どのようなホルモン剤をどのくらい使うかによって費用は変わりますが、ここは私の場合を書いてみます。
採卵周期
主な使用薬剤など簡単な治療内容
・自己注射ゴナールエフ ×1、セトロタイド ×3、フェリング ×5
・フェマーラ 5錠(ここに書いている以外に漢方や点滴などがあります)
採卵終了・胚盤胞凍結までで 215799円
移植周期
主な使用薬剤など簡単な治療内容
・ルティナス膣錠 ×25錠 ・クロミッド
(卵胞チェックやビタミン剤・漢方などもあります)
胚盤胞融解・培養・アシストハッチング・移植までで 188660円
領収書や明細を見ながらの簡単な説明で恐縮ですが、採卵周期に入ってから移植終了までで404459円になります。
ここから不妊治療の助成金を申請した金額を差し引くと、54459円が手出し分となります。
思ったより少ない費用でした?w
しかし体外受精はこれで終わりではありません。この後妊娠判定からクリニック卒業までも薬剤など投与するために結構通院することになります。(私の場合は週に一回は通院していました)
⇒移植後BT22症状~胎嚢や卵黄嚢・心拍確認はいかに
⇒BT35・6w後半~心拍確認結果と妊娠初期の出血あれこれ
⇒BT42不妊クリニックを卒業したよ!~産科への転院
せっかくなので、今回はクリニック卒業までの費用も公開しておきます。
妊娠判定からクリニック卒業まで
主な使用薬剤など簡単な治療内容
・ルティナス膣錠 24錠 ・プロゲステロン注射 ・ダクチル
(その他超音波やHCG測定、ビタミン剤などもあり)
妊娠判定からクリニック卒業までで 24090円
私の場合は、持ち出し10万円ほどで妊娠することができたことになります。
もちろんこれは私の場合なので、全員に当てはまるわけではありませんが。

費用がかかるのは特に自費の部分!自己注射などが本当に高い!
もちろん精神的負担はプライスレスです。私は通院するのが苦痛でした(-ω-;)
まぁ私が田舎暮らしで通院に時間もお金もかかるというのもありますが。
ちなみに体外受精にかかる費用の平均は、以下のサイトにありました。

ネットをうろうろしてみても、大体50~100万円ほどの人が多いようです。
私が通院していた病院は比較的リーズナブルだったようで助かりました。(リーズナブルだからといって腕が悪いわけではありません。培養士さんの評判がすこぶる良かったのでそこに決めたというのも理由の一つ)
関連記事 【矢野産婦人科は評判が悪い?】不妊治療している私の口コミレビューを公開!
ちなみに体外受精までの治療費は家計から、体外受精以降は私の貯金で賄いました。
不妊の理由が私だけだったこともありますが、夫婦のお金を使い切ってしまってはその後どうにもならないと思ったからです。
体外受精を行う前にどこまでなら費用を出せるのかは事前に決めて、その予算内で出来るだけ実績のいい病院を探すのが一番無理なくできるかな?と思います(・∀・)
体外受精の判断は正しかったのか
結論を言えば妊娠できたので正しかったと思います。
また妊娠できたのも早い段階でステップアップを決意したからだと思っています。
体外・顕微受精を考えるということは、相応の不妊の理由があるということです。
年齢的・排卵要因・着床要因・精子要因さまざまですが、1つだけ確実なのは時間は戻らないということ。
そして強く思うのは、早めのステップアップこそが妊娠への近道だと思うのです。(実際ステップアップしないと分からない不妊要因もたくさんあります)
夫婦間の問題でもあるので難しいのですが、もし迷っている方がいたら早めのステップアップを検討してみてくださいね!


本日もありがとうございました。それでは、また!