段々気温があがってきて、私のホラー熱もあがってまいりましたヾ(*´∀`*)ノ
過去にも以下のホラー系おすすめを紹介したことがあるんですが、
ここ最近はなかなか満足いくホラー映画がなくてですね。
でもdTVで見たパージという映画がちょうどいい感じの不気味さでおもしろかったので、続編のパージ:アナーキーと一緒にネタバレ&感想をお届けしようと思います!
パージ あらすじとネタバレ感想
まず第一作目のパージ。簡単なあらすじはWikiより引用。
経済が崩壊した後のアメリカでは、「新しいアメリカ建国の父たち」を名乗る集団が全体主義的な統治を行っていた。「父たち」は1年に1回、すべての犯罪が合法化される夜(パージ)を設けた(夜7時から翌朝7時までの12時間)。この間、すべての警察、消防署、医療サービスが停止される。パージの導入によって、犯罪率と失業率は1%にまで低下し、経済状況も改善したのである。 -wikiー
一年に一回すべての犯罪が合法化される日を設けるという無茶苦茶な設定w
しかしそのおかげで犯罪率と失業率は1%程度にまで低下し、逆に良い方向に向かっている。
普通に考えたらオイオイ!と思ってしまうことばかり。
想像通り犯罪行為が好きなバカな若者が暴れたりするわけですし。
警察・消防署・病院が一斉にサービス停止になるんだから、なんでもやりたい放題です(´ε`;)
しかしその中でも比較的まっとうな目的をもってパージ(浄化)する人もいます。
例えば息子を殺された復讐とか、あきらかな犯罪者であるのに富裕層であるがゆえに司法で裁かれなかった人とか、そういう人がパージされるのはなんだか仕方ないかも?という気がしてくるんですよね。なんとも不思議な映画なのです。
第一作はパージの夜に備えて封鎖しておいた家に、逃げ込んできた男をかくまった為に犯罪者たちと戦うことになってしまった一家のあれこれ。
犯罪者たちはかくまった男は殺されて当然だ!とか、引き渡さないと同じ目に合う!など脅しますが、色々な葛藤がありながら結局引き渡さず。それによって一家の中で死人がでます。

実際のところ、かくまった男は怪しいものではなくただのホームレス。
なので犯人たちはただ単に人を殺したかっただけなんですね。残忍!
普段仲良しだと思っている人がパージしに来たり、人ってどこで恨まれているか分からないなと怖くなってしまう映画。
特に第一作目はその傾向が強かったので、人間の狂気というか怖さを知りました・・・
しかし意外に見入ってしまっておもしろかったので、続編のパージ:アナーキーもそのまま鑑賞しました。
パージ:アナーキー あらすじとネタバレ感想
続編のパージ:アナーキーです。簡単なあらすじは以下。
2010年代の経済崩壊ののち、アメリカ合衆国は「新しいアメリカ建国の父たち」が治めている。そこでは1年に1晩だけ、19時から翌日7時までのあいだ、殺人を含む全ての犯罪が合法となり、警察、消防、救急医療のサービスが停止される。この制度はパージと呼ばれ、犯罪率と失業率の低下に貢献している。カタルシスをもたらすものとして一般には捉えられているが、実際には貧困層や貧困地域をターゲットとする人工的な人口調節であった。 -wikiー
パージの目的があきらかに?!
【実際には貧困層や貧困地域をターゲットとする人工的な人口調節であった】
これが全てですね。パージの目的はこれ。
第一作目でもありましたが、よく考えたら強いものが弱いものをいじめることは当たり前のこと。
力あるものはないものを虐げ、富裕層は貧困層を金の力で私物化する。
貧困層は家を守る設備や武器の購入だってままならないですからね。
目的は政府による人工的な人口調整。
だから犯罪率も失業率もさがり、あげくに経済も回復するのですね。
なんという恐ろしい計画なのでしょうかね。
しかもみんながそれにまんまとのっているのが怖すぎますΣ(゚∀゚ノ)ノ
特にこの続編の最後は、捕まえられた貧困層のひとたちが富裕層のパージ(人狩り)のターゲットとして連れられて行くというなんともショッキングな内容。見ていて本当に胸糞悪いです!

まぁ返り討ちにあうわけですが!
パージもパージ:アナーキーも両方みるべし!
どちらもおもしろいし、続けてみると背景がよくわかって入り込みます。
犯罪シーンがかなり多いので血とかはかなり飛びますが、幽霊系の話でもないのでそういうのが苦手な人でも大丈夫!(グロ系寄りかもしれませんが、SAWシリーズとかに比べると全然w)
本日も読んでいただいてありがとうございました。
また良い映画があったらご紹介したいと思います(・∀・)
それでは、また!